MEGASTAR製作日誌(2008年4/1)


中性子吸収断面積
中性子は電荷を持たない粒子ですから、多くの物質を貫通しすり抜けていきます。しかし完全に透過するわけではありません。あらゆる物質は、少なからず中性子を吸収する性質があります。この吸収しやすさを表した数値を中性子吸収断面積といいます。この数値が大きいほど中性子を吸収しやすくなります。たとえば重水では0.92ミリバーン、で、ホウ素では、およそ700バーン(天然)となります。同じ元素でも、同位体によって大きく異なる事が多いのも覚えておいてください。中性子との核反応では、質量数が一つ異なっても、全く異なる挙動(反応)を示すためです。
この中性子吸収断面積は、他のいくつかのパラメータと同じく、原子炉の設計には欠かせない基本的な数値となります。

続く