2007年10月16日
大平が核融合科学研究所の一日所長に
11月10日開催のオープンキャンパスにて。メガスター実演と講演会も
核融合科学研究所(大学利用機関法人 自然科学研究機構/岐阜県土岐市)で、11月10日に研究施設などを一般に公開するオープンキャンパスが開催されます。大平貴之が同日、研究所の一日所長に就任することになりました。加えてメガスターIIの実演と、講演会も開催します。

地上の太陽といわれる核融合エネルギーにかねてから熱い視線(?)を向けてきた大平一日所長に、ぜひご期待ください!

詳細情報は、以下リンクをご覧ください。
平成19年度、オープンキャンパスのご案内

核融合科学研究所は、大型ヘリカル装置(LHD)を備え、ヘリカル型の熱核融合炉の研究開発を行っている施設。現在研究が進められている核融合炉には、慣性核融合方式(主にレーザ核融合)と、磁気封じ込め方式の2種類があり、ヘリカル装置は、日本独自に開拓された磁気封じこめ方式の一つである。核融合発電は、現在の原子力発電に比べて生成する放射性廃棄物が少なく、燃料が事実上、無尽蔵に近いことから、実用化に成功すれば、エネルギー問題を決定的に解決する夢の新エネルギーである。ただし、超高温のプラズマを長時間保持する技術、炉内で発生する中性子に長期間耐える炉壁材料などに多くの技術的課題が残されており、現在、実現に向けた中長期的な研究開発が続けられている。

参考リンク:
核融合科学研究所