2008年7月2日
スーパーメガスターIIのハイブリッドデモ
IPSシカゴ大会で、米デジタルプラネタリウムと連動

大平技研は、アドラープラネタリウムで発表したスーパーメガスターII※1の2回目の実演を、7月2日に、同プラネタリウム内のdefinitiシアター(直径約16m傾斜式)で行なった。
 definitiシアターでは、大平技研がJAXA共同研究で開発した、光学式プラネタリウムとデジタルプラネタリウムの全自動調整技術「Auto Geometry」について技術紹介を行なった。続いて米国製のデジタルプラネタリウムとのハイブリッド投影を実演、短時間で仮設されたメガスターから投影された恒星像と、デジタルプラネタリウムから投影された星座絵や座標線が、さまざまな運動をしながら正確にシンクロして運動できる様子を披露した。
 さらに冒頭では、メガスターZEROの実演も行なった。暗転したドーム内に、恒星ランプを点灯して星を投影している状態のZERO本体を大平が手で抱えてドーム内に運び込み、ドーム中央に設置するという前代未聞の演出で場内を沸かせた。